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月暈(げつうん/つきがさ)
月の周囲に現れる輪状の光暈. 月の光が細かい氷の結晶からできている雲に反射・屈折して起こる. つきのかさ.

11: 時計うさぎとかめアリス

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ニュースから繰り返し流される台風の被害状況、死者数、今後の進路予想. それが報道され終ると、今度は芸能ニュースへかわり、さっきまで深刻そうな顔だったニュースキャスターの顔が一転して笑顔に変わる. 目まぐるしくかわる世界情勢、といえるのは現代の情報網の広さあってこそ.

 

一年、また一年と積み重なる寿命.

社会人になると"時間の使い方が上手になる"、と思っていたんです. わたしはしがない会社員ですが、大企業の社員ともなれば分刻みのスケジュール、フル回転の頭と体と時計. だから自然と時間との付き合い方が効率的になる、と. (もちろん、会社の規模がどうということでもないでしょうが...)

 

しかしながら、わたしはどうやら学生の頃より時間の使い方がへたっぴになってしまいました(時間への構えがゆったりになった、というとなんだかおばあちゃんのようですが...)

付き合っていた年上の彼との初デエト、気づけば約束の一時間も前に待ち合わせ場所の駅について途方に暮れた高校生のわたし...そんなわたしが気づけば約束のちょうどぴったりか、十分遅れの社会人へ.

 

"どうして時間の使い方がへたっぴになったのか"を自分なりに勉強してみたところ...

①身だしなみ、持ち物確認に時間をかけるようになった(TPOを考えた服装、いざというときのための所持品など)

②目的地への下調べをすると、目的地の中の目的地(○○駅の○○店)が多すぎて一日の行動スケジュールを練るときに時間がかかるようになった(行動範囲が広くなった)

③"あと五分だけ"の魔術がかかってしまった

④仕事と休みのON OFFが上手くいっているのか、いないのか...自由な時間になるとうさぎからかめに変身するようになった

 

でもへたっぴになってしまった、というと悪いイメージをもつかもしれませんが、今のわたしの時間の使い方への考えが寛容になった(余裕がないゆえの、余裕)というと、うさぎでなくてもいいかな、と.

 

電車で目的の駅を乗り過ごしたとき、アイスクリーム屋さんでどの味を食べるか悩んであとからお店に入ってきたお客さんに順番を抜かされてしまったとき、(無条件で)写真を映しているとき、"遅くなってしまった" "やってしまった、こんな時間だ"と思っても、かめになったわたしが"急ぎなさるな"といって、のんびり歩き始めるのです.

 

携帯電話を片手にいち早く世界の、友達の、片思いの相手の"今"を知らなければならない時間と情報が司る現代とは...

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